心の充電方法【凹凸日誌】
こんばんは。にゃんちーです。
社畜強化月間(つっても年末まで)なので、全く本が読めていません!
ということで、頭の中の本棚から1冊。
blogを書こうと思うとね、やっぱり自分の特性(発達障害、通称凹凸(おうとつ))は切っても切れないと思い知らされる。
さて、そんな疲れやすくて燃費の悪いへっぽこにゃんちーは、どうやって充電しているのか、というお話。
疲れちゃってもいい、頑張りすぎなくていい
凹凸持ち(発達障害のある人)に限らず、言えること。
そりゃ体力的にも精神的にも疲れることはあるし、クタクタになっている時に更に頑張るとか言って、自分を追い詰める必要はない。
SNSなんか見ていると、疲れたー、とか言いずらい空気があると思うのね。
確かに「疲れた」って言葉は、疲れたって言ってる本人も疲れてるんだろうけど、それを聞いてる人のエネルギーも吸い取っちゃうと思うの。
だから四六時中、疲れたって言うのは考え物よね。
でも、「疲れた」って言えないのも、問題なんじゃないのかしらと。
たまには弱音はいたっていいのだ!「疲れた」って弱音じゃないとも思うけどねえ。
そういう時に無理に鼓舞して頑張ると、それは頑張り過ぎ、つまり無理している他ならない。
そんなの余計に疲れるって。およしよ。
ここにはもう一つルールがある。
もし自分が「疲れた」ってたまに言うなら、「疲れた」って言ってる人に、え?もっと頑張れよ、とか言わない。
それは何故か。
疲れやすさ、ストレスの耐性は人によって違うから。
体力そのものがない場合もあれば、心の体力がない繊細な人もいる。
自分だったらもっとやれちゃうかもしれないけど、「疲れた」って言ってるその人が自分と同じように体力があるとは限らない。
そういう優しさを持っていてもいいのにな、って思う。
これは自分に対しても言えるのよ。
自分よりも頑張ってる人とか忙しい人っているけど、その人と自分を比べて、自分なんて・・・って卑下しなくていいのだ。(私もやりがちだけど)
体力ないの。
人の2~3倍疲れるの!そういうもんなのだ。とりわけ凹凸持ちね。
体力がない、心の体力がない、ということを受け入れちゃったほうが楽だよ。
だから疲れちゃっていい、そこで頑張りすぎなくていいのだ◎
嗅覚を戻す
疲れている時って、心が空っぽになりがち。
なんにも楽しくなかったり、何食べても美味しくなかったり、もはや何もしたくなかったりする。
そういう時は、嗅覚を戻す!これに限る。
ちなみに味覚の9割は嗅覚に頼っているからね。匂いって、大切なのだ。
嗅ぐとホッとする匂いってあると思う。
好きなぬいぐるみの匂いだったり、毛布の匂いだったり、好きな人やペットの匂いだったり、香水やアロマだったり。
本当に疲れて心が空っぽの時は、それすら匂わない。いい匂いって思わなくなったら、心も疲れちゃってるんだなっていう判断基準にもなる。
なので、好きな匂いをクンクンすることを推奨します。本当に。
ちなみに私はぬいぐるみクンクンするんだけどね。笑
嗅覚が戻ると、ごはんも美味しくなるのだ。
ごはんが美味しいなという幸福感で心も少し充電できるし、ちゃんと食べられることで体力も戻ってくるので、一石二鳥。
自分を責めない・罪悪感を持たない
疲れたら休む、これ、基本。
でもそれが出来ない人が多いこと、多いこと。(私もそうだった)
会社、休んだっていい。家事さぼったっていい。
だって疲れてるんだから。
疲れているとわかっているのに、休まず働いて本当に体調崩したり、さらには精神崩壊したら、どうするの?
風邪ひいたら寝る。休む。それと同じだと思っている。
そのほうが人にかける迷惑も最小限で済むじゃない。
だから、「休む」ということに罪悪感を持たなくていい。
出来なかった、頑張れなかったって自分を責めなくていい。
非常事態になる前に、先手打ってちょっと休んだのだよ。むしろ計画的じゃないか。
そういう判断ができるほうが、インフルエンザで出社してくる馬鹿よりずっと正しいと思うんです。
無理を押して働くのが偉い、っていうのはもう都市伝説だと思うよ。
呼吸に集中して、頭を空っぽにする
疲れてるときって、だいたい ろくな事を考えない。マイナス思考になりがち。
きちんとした思考回路にないので、判断ミスをしやすい。
それが行き過ぎると、「選択肢がある」ということすら、分からなくなって、「しなくちゃ」思考になる。これは、鬱がいい例だと思う。
ということで、頭を空っぽにする。マイナス思考よ、サヨナラ。
さて、どうやるのか。
仰向けに寝転んで、お腹に手を当てて、腹式呼吸。そして呼吸に集中する。
気持ち良くて寝ちゃうかも。
これ、寝つきが悪い人にもオススメ。
腹式呼吸は副交感神経優位にしてくれるので、きっと眠くなる。
腹式呼吸はセルフ内臓マッサージと言っても過言ではない。胃腸の調子も良くなると思う。便秘さんにも良いぞよ。
大きく息を吸ってゆっくりお腹を膨らませて、吐くときにゆっくりお腹をへこませる。
これだけ。
腹の上から手でぐりぐりマッサージするより、痛くないし優しいしね。
お腹に手を当てるのは、手のぬくもりが、ホッとするから。
手で腹巻してる気分になるよ。お腹だけじゃなくて、本当にポカポカしてくる。
ひたすらこの呼吸に集中する。
最初は色々考え事しちゃうかもしれないけれど、本当に呼吸だけに集中してくると、不思議なことに頭の中は空っぽになる。
嫌な事やマイナス思考とおさらばすると、不思議と心も軽くなるのだ◎
最後に
とにかく寝る。笑
これはみんなに言えることだけれど、睡眠って本当に大事。
凹凸さんは特にちゃんと寝よう。眠れないと思うけど、とにかく寝る。
これは私がお医者さんに言われた事だけど、発達障害のある人は、浅い眠りをながーく続けるのが得意、なのだそうだ。
うまいこと言うなと思ったのだけれど、別に得意なわけじゃないよね。
ただ思い返せばこれは本当で、私は自分が発達障害だと知る前、本当に小さい頃から、休日は16時間とか下手したら20時間くらい泥の様に眠っていたのだ。
そのくらい眠らないと、疲れがリセットされないということ。
それが分かってから、日暮れとともに起きる休日があったとしても、1日無駄にした・・・何やってんだろうって自分を責めなくなった。
体力のゆとりが心のゆとり
ちゃんと寝る、休む、無理しない。
そうやって体力に余力を残すことで、気持ち的にも余裕がでてくる。
疲れちゃってどっちも電池切れの時は、まず体力を回復に専念すること。体力が回復してきたら、心もちゃんと充電できるから大丈夫◎
私がここまで辿り着くのに、たくさん考えたし、自分とたくさんお話したり、自分の行動パターンから考察したりと試行錯誤だった。
そういう体力すらなかったりする人もいると思うの。私もそうだったから。
でも体力回復すると、ちょっとずつだけど好転するはず!
凹凸持ちに限らず、電池切れの人のヒントになれば、これ幸い。
今日はこの辺で。眠たい。
おやすみにゃーん。