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near2図書館 館長こと、にゃんちー。私の読書感想文と、頭の中の本をご紹介。日々の徒然(凸凹日誌)

ちょっと知りたい、これからの人生①【読書感想文】

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🎍明けましておめでとうございます🎍

館長のにゃんちーです。どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

 

それではさっそく。

今日は頭の中の本棚が、半分をしめそうです。

 

 

 

はじめに (本の紹介の前に少し。例えば初詣)

初詣、行ったかにゃ?🐈

 

おみくじは引きましたか??

神社でもお寺でもいいのだけれど、初詣行くとおみくじ引きますよね、きっと。

(うちの近所の神社はおみくじ、置いてないんだよ・・・トホホ)

 

おみくじに限らずではありますが、そういったおみくじのような啓示や、占いの類って、当たるも八卦当たらぬも八卦みないたとこがある。

その時の運、とでも言えばいいでしょうか。

そんなこと、頭では分かっているのに、初詣に行くと、やっぱりおみくじ引いちゃう。

 

 

初詣って、ちょっと特殊な風習だと思うんです。

それはなぜか。

理由は2つ。

 

1つめ。日常的に神社やお寺に行かない人でも、何故か初詣には行くという年明けのイベント要素満載なこと。

そして2つ目。わざわざ遠出して初詣に行くことも多く、せっかく来たんだから!というお土産要素(あるいは思い出要素)がある発生すること。

 

これって、日常的に同じ神社やお寺に参拝していたら、こんな盛り上がりにはなりません。

 

だから初詣のおみくじって、日本人が割と気にする「占い」みたいなもの。

本当に神様からの啓示だなんて思っているのは少数派で、占いとなんら区別ないと思うんです。

 

 

日本人の信仰心、日本人にとって神様って

日本人の多くは信仰している宗教を持っていない。

自分の家系は例えば仏教だったとして、その菩提寺(ぼだいじ)はどこで、仏教の中でも宗派は何かまで知っている人って、おそらくめっちゃ少ない。

(うちは曹洞宗だにゃん🐈 ちなみに菩提寺の坊さんは、坊さん兼会社員にゃ。流行りの兼業ではなく、後継いだ時からずーっと兼業で坊さん。お寺も大変らしい。)

 

仏教のなかでも様々な宗派があるし、神道なのか、キリスト教なのか。他、いろいろな宗教がありますが、特別何かを信仰している人って、どういう訳か日本では珍しい。

 

じゃあ、日本人は神様仏様を信じていないのかというのはあまりに愚問で、(ただし結構な確率で自分の都合よく)神様仏様は信じている。

 

歴史的な背景があるのでここでは割愛しますが、宗教としては違うものなのに、神仏の区別がない。これを神仏習合と言います。この言葉のほうが、案外馴染みがあるかもしれません。

実際この神仏習合の名残は今でも残っていることが多く、お寺の敷地内に鳥居⛩があることがあります。

 

思い出してみてください。

お寺の敷地に入る時、鳥居⛩くぐりますか?

 

そう。くぐらない。

鳥居は神社の象徴なので、お寺の敷地内にあるのは、本当はおかしいんですよ。

でもずっと昔は、坊さんが神社のお世話もしていたんです。本当に神様も仏様も一緒だったんです。二つの宗教が共存しているのって、よその国から見たら異様な光景なのかもしれません。

 

この日本人の信仰心のなさとか、神仏の区別がないところとかって、良くとらえれば、八百万神(やおよろずのかみ)の精神。森羅万象すべてに神が宿る。

だから、例えば受験前に「だけ」、神様お願い!ってお参りに行く。笑

でも受かったからって、ありがとうとお礼参りには行かない。そういうところ、自分の都合よく神様登場するよね。くくくっ。

 

だから、おみくじがある。そして、それをみんなつい引いてしまう。

 

 

占い好き大国の日本

よく言われるのは血液型占いだよね。他国からすると謎過ぎるらしい。

血液型なんて4つしか種類ないのに!?って、毎回思う。いや、本当に。

血液型×占いって強引すぎるし、そもそも4種類しかないわけで、しかも日本人ってA型とO型が人口のほとんどを占めているわけさ。

情報操作感が半端ない・・・これは匂う。国民の圧倒的多数になるであろうA型とO型が賛同してくれれば市場は動くわけだから。

もしかして、血液型占いってそういう仕組みなのかもしれないにゃ!と、書いていて思ったわ。今。

 

ちょっと脱線しちゃったけれど、まあ血液型に始まり、いろんな占いがあるわけだ。

年末年始に賑わいを見せる(とりわけ雑誌)、それが 占い!!ででん!

 

初詣のおみくじがいい例だと思うけれど、本当はやっぱりみんな、自分の1年がどうなるのか、あるいはこれから先どうなっていくのか知りたいという心理からくる行動だと思うんです。

もう少し言ってしまえば、みんなそれだけ自分の未来に「不安」なのです。

 

ということで・・・

 

 

石井ゆかり 『3年の星占い 2018-2020』

 


ということで、おみくじ心理もあることだし、新年だし、たまにはこんな本も良かろうかと。まさかの占いの本。

 

ここに張り付けているリンク↑は射手座ですが、この石井ゆかりの『3年の星占い』は12星座ごとで1冊になっています。

自分の星座だけを読むもよし。

家族、彼氏彼女の星座も盗み読むでもよし。にやにや。(言い方!笑)

 

この本、占星術による3年間の見通し図、といったところです。

石井ゆかりさん、Hatenaブログで筋トレという謎なタイトルの週報もあるので、リンク張っておきます◎

筋トレ 

この親サイトから、自分の星座をクリックすると、Hatenaブログで自分の星座の筋トレ週報が読めまする◎

 

 

私の推しメン 石井ゆかりさん その理由

さて、私の推しメン、石井ゆかりさんなのですが、占星術を独学で学んだそうな。自分で学べるものなのか!?とびっくり。本も週報もですが、とても独学とは思えないほどの内容です。

 

こんなに推してますが、それでも私は基本的なスタンスとして、占いは、当たるも八卦当たらぬも八卦、だと思っています。

だから占いありきの日々を送っているわけではないんです。自分の良いように使わさせてもらってる、という感じです。

 

私が彼女の占いが好きなのには、理由があります。

まずもって彼女の文章そのものが好き!これにつきる。時々汲むに汲めないこともありますが、彼女の表現は本当に独特です。時に哲学的です。時に物語を読んでいるかのような気分になることもあります。

文学とは違うので、そこを稚拙だな、幼稚だなって思う人もいるのかもしれません。

でも彼女の熱量はとてもよく伝わってきます。

彼女が今星の並びを通して見ている感覚を、どうやって不特定多数いるその星座の人に伝えられるのか・・・悪戦苦闘しているのがありありと浮かぶくらい、必死に伝えようとしてくれるんです。

 

だからでしょうか。

彼女の文章はいつも控えめ。ちょっと自信なさげな時もある。

決して結論を押し付けてくるようなことがないのです。

断言できないという事は、曖昧さでもあり不安にさせる要素かもしれませんが、あんまり強く言い切られても、逆に困ることもあるじゃない?

そういう意味で、彼女の文章は私にとってはとても良い塩梅(あんばい)なのです。

一生懸命さが愛らしい。なんだかそこに、親近感も沸くんです。

 

 

過去を振り返っても仕方ないのですが、時間は続いています。結局のところ2018年からの地続きで2019年の時間があるのです。

 

だとしたら、どんな年だったのか気になりませんか? にやにや。

そのうえで、今年ってどんな年なんだろう。そしてその先には何が待っているのか。

 

当たるとか当たらないとか、運が良いとか悪いとかじゃないんです。

どういうモチベーションでいられるか、どういう時の流れの中にいるのか。それが分かるだけで、ちょっと違うのかもしれないと思うんです。

そのくらいフラットな気持ちで、ぜひ読んでみてください。

きっとこれからにワクワクしてきます。そして仮に去年がしんどかった1年だったとしても、案外納得できちゃったりします。

 

私はこの本を、忘れたころに、ふと、読み返します。

不思議と読み返したくなる時があるのです。正直なところ、いつも当たってる。笑

そういう時は自分にこう言います。

今、ちゃんと波に乗ってるわ!大丈夫だ。って。

 

 

さて。今日はこの辺で。

またにゃん。